組地ハル

記事一覧(43)

【音楽と僕と #1】

春の風は、やはり少し冷たかった。昨年4月に「光」という楽曲を制作してから、もうちょっとで1年が経つ。
この1年、何を感じて、何を思い、これからをどう生きるか。…なんて大それたことなど、実際そんなに考えてない。気がつけば1年が経った、そんな感覚。平成が終わり、新しい時代が始まる。そんな時でも、日々は変化などしない。俺にとって"音楽"を演奏するというのは、呼吸をするようなもので、ごく自然にそこにあって、空気が流れるように身体にまとわりつき、そしてそれを吸い込み、五臓六腑に渡り、腸を通り、便としてお尻の穴から出てくる。そういう意識がどこかにある。音楽って自分自身を成形しているんだなと思うのです。むしろ、音楽を生成しない人生ってなんなのだろう、と最近はわりと本気で思う。演奏(ここでいうとピアノを弾いたりすること)が呼吸なのだから、止めたらくたばってしまうのか。命尽きてしまうのか。たぶんそんなことはないでしょう。でも命を奪われてしまうのと同等なくらい、無気力で空虚な人生になってしまうんだろうな、と感じる。売れようが売れまいが、「辞めます」と宣言しようがしまいが、死ぬまで曲を作り演奏し、消化し昇華する。それが組地ハルとしての生き様。そこまで言ってしまって…。きっと大袈裟だろうけど、でも何も間違っていないよな。ところで、カルチャーとしてポップスの分野で曲を書いたり歌ったりしているが、それはたぶん日記のようなもので、”自己表現”とか大仰に説明するにはまだ乏しい。「今日こんなことがあった」とか「これが美味しかった」とか、「腹が立った」とか「君が好きだ」とか。わざわざ口にする必要のないことも、歌なら歌えるし耳に入れても心地よい。今回、なぜ急に自分の言葉で音楽の話をしようと思ったかというと、新しいアルバムを作ろうとしているからだ。前作「A.I」をリリースしてからちょうど1年が経った。「光」を制作する少し前。それから、色々あった。出会いもあり、別れもあった。1週間という7日間で、うち5日はルーチンワークが続く。社会人でも学生でもフリーランスでも、きっとルーティンは変わらない。ミュージシャンもそれに当てはまるし、練習や鍛錬は常にしていかないといけないから、気が抜ける日なんて1日もない。そういう、格好がついて都合の良いことを盾にして、毎日を過ごす。振り返った時に初めて、エモーショナルな気持ちになったりするもんだ。「晴天を俟って走れ」という新曲が完成したとき、これは昨年末の話だが、今回制作しようとしているアルバムの完成予想図が浮かび上がった。現実的な話なるけど、アルバムを作るにはお金がかかるし、もちろんプロモーションも必要だし、買っていただけないと、首を吊る羽目になりかねない。その価値が、果たしてあるか。俺がアルバムを作る目的って、なんなのだろう。それはまた次回に。そして影響された音楽家のお話も少し。To be continued…

2018年、映画の話

2018年も残すところあと1日と少し。今年も皆様には大変お世話になりました。組地ハル的には、とても良い一年になりました。スガさんのライブOAや京都国際映画祭など、様々な場所でライブができたこと、とても嬉しく思っています。来年は更なる飛躍を! と思いつつ…、今年は映画54本観ることができました。なんとか目標達成。とりあえず、観た作品の中から、個人的トップ10を晒す。(「*」は劇場観賞)ーーーーーーーーーーーーーーーーーー1位:*ボヘミアン・ラプソディ2位:*万引き家族3位:*グレイテスト・ショーマン4位:しあわせの絵の具 愛を描く モード・ルイス5位:*A GHOST STORY6位:*カメラを止めるな!7位:マザー!8位:スリー・ビルボード9位:チョコレートドーナツ10位:LION〜25年目のただいまーーーーーーーーーーーーーーーーーー劇場観賞とDVD、ごちゃ混ぜですわ。一応、初めて観たシリーズでまとめてみました。詳しい感想を書き出すとキリがないので自重しますが、やっぱ洋画のクオリティは高いなーって思いますね。特に音楽的に今年は豊作だなと感じました。(ゴーストストーリーもめちゃ良かった…!)「アリー」まだ観てないので、来年観に行こうと思っております。さて、来年は何本観ようかな。映画は大事なインプット材料で、ソングライターとして重要な糧なので、引き続き観ていきたいなと思っています。2019年もどうぞよろしくお願いいたします。組地ハル