【音楽と僕と #2】ミニアルバムに込めた想い

かなり久しぶりの更新になります。

2020年に入って、世界の環境が目まぐるしく変化していっています。

働き方、人との接し方、カルチャーとの向き合い方、これからの生き方。

ずっと家にこもっていると、特段変化は感じないのだけど、いざ外に出てみると、人通りの少なさに淋しくなったり、これが現実なのかと憂いてしまったりする。

これからどういう時代が待っているのだろう…。


そんな折に、ミニアルバムが完成しました。

「Emotional Tetrahedron」というタイトル。エモーショナル テトラヒドロンと読みます。

昨年のブログ記事に「晴天を俟って走れ」の曲のことをほんの少し書いていましたが、

その曲が1曲目に収録されています。


そもそも、Emotional Tetrahedronとはなんなのか。

直訳すると「感情的な四面体」

感情的な四面体って、なんだろう。

それはきっと、聴く人それぞれで異なると思うのですが…。

喜怒哀楽、と簡単に分けることが難しいくらい、人の心は複雑。

4色の中に、微妙に違う色が混ざっている。

それを音楽で表現できたらと思い、今回制作を開始。

バンドサポートメンバーにも助けられ、無事に3曲の収録が終わりました。

スタジオはカフェオレーベルさん。本当にお世話になりました。


晴天を俟って走れ。

「俟つ」は「まつ」と読むのですが、これには「期待して待ち望む」という意味があるそうです。


思い馳せることもなく 立ち止まることもなく

君のもとへ走って 抱き寄せられたなら


奇しくも、今の自分に、今の世界に向けて発したい曲を、1年前に既に作っていました。

そう思うと、去年どうしてもリリースまでに至れなかったのも、何かを縁なのかと感じてしまいます。

大袈裟ですが、今の自分に歌える、最良の歌なんじゃないかと思っています。

演奏も歌唱も、まだまだこれから。今できることを精一杯やりながら、いつかくる晴天を俟っていたいと思います。

もちろん、「鴉の芝居」「Twilight」も、お気に入りの曲たちです!


しかし、「感情的な四面体」と謳っておきながら、3曲しかないではないか。

…実は、もう1曲制作中です。

本来のスケジュールだと、レコーディングはまだ進行中なのでした。

GWのタイミングで先行リリースさせていただきますが、これはまだ不完全なアルバム。

完全版は4曲入り。ぜひ、皆様に直接お渡しさせてください。

それまでは、気張って、耐えて、生き抜きましょうね。


ひとまず、2020年5月1日から各配信サイトにてリリースします。

このご時世のなか、リリースまでたどり着くことができて、本当に感謝しています。

良かったら、聴いてみてください。


組地ハル


「Emotional Tetrahedron」

・晴天を俟って走れ

・鴉の芝居

・Twilight


【サブスクリプションでも5/1~配信開始】

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